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35歳からホルモンバランスが崩れる?ターニングポイントを上手に乗り切る方法とは

35歳からの

20代は仕事や育児をがむしゃらに頑張り、ふと気づくと35歳過ぎ。

「最近よく気分が落ち込む」「しっかり寝たはずなのに疲れが取れない」などの心身の不良は、もしかすると女性ホルモンの影響かもしれません。

女性ホルモンが年齢とともに分泌されにくくなっていくことはご存知かもしれませんが、具体的にいつ頃から起こるのか知らない方も多く、いつまでも若い頃と同じような生活をしていると、ホルモンバランスが崩れて思わぬ心身の不調に悩まされることも。

そこでこの記事では、女性ホルモンのターニングポイントや心身に及ぼす影響、その時期の乗り切り方をご紹介します。

女性ホルモンは35歳がターニングポイント

女性ホルモンとは、卵巣から分泌されるエストロゲンとプロゲステロンの2種類のホルモンのことで、女性らしさをつくることで知られています。また、月経周期をつくって妊娠や出産にも深く関わったり、美肌や健康維持の役割を担ったりと女性のQOLの維持には欠かせません。

今では、35歳を過ぎて出産する女性も少なくありませんが、一昔前までは35歳以上での出産を「高齢出産」としていました。なぜなら、35歳からは女性ホルモンの分泌量が急激に減少するからです。

働く女性も多く、見た目も若々しく美しい方も多い現代においても、35歳からは女性ホルモンの分泌量は徐々に減少し、自律神経が乱れやすくなります。そのため、寝不足が続いたりストレスをためたりすると、ホルモンバランスが崩れて体調を崩してしまうことも。

さらに、女性は45歳以降に「更年期」を迎えます。女性ホルモンが急激に減少することにより、のぼせやほてりなどのいわゆる更年期障害が現れることもあるので、35歳を過ぎたら年齢に応じた対処が必要だと認識しておきましょう。

女性ホルモンが心身に及ぼす影響とは

35歳からのホルモンバランス

女性ホルモンの分泌量は、ライフステージによって変化していきます。とくにエストロゲンは年齢によって分泌量が変化しやすく、女性の心身に影響を与えやすいホルモンです。

10代後半から急激に増えはじめ、妊娠・出産時期を迎える20代後半から30代前半までが分泌のピーク、35歳を過ぎた頃から徐々に減りはじめ、55歳頃には女性ホルモンの波から解放されます。

20代から35歳まで

体が妊娠や出産にもっとも適した状態だといえる20代後半から35歳頃。女性ホルモンの分泌はピークを迎え、ホルモン量も安定しています。

バリバリと仕事をこなし、キャリアを積んでいく方も多い一方、妊娠・出産により仕事を一時お休みする方もいます。子どもを望む場合は、妊娠率や難産、妊娠合併症などのリスクも考慮すると、この時期までに第1子を妊娠するのが理想です。

35歳から45歳まで

35歳を過ぎると、女性ホルモンの分泌量が徐々に減少しはじめます。生活習慣の乱れやストレスなどでホルモンバランスが崩れやすく、日々の生活で溜まった疲れによりホルモンの変動の影響を受けやすい年代です。

生理不順やのぼせ、ほてり、イライラなど、「プレ更年期」の症状が現れることもあるため、健康を軸に生活を見直す時期だといえます。

45歳から55歳まで

日本人の平均閉経年齢は51歳です。それに伴う変化として更年期(閉経の前後5年間)がありますが、女性ホルモンの分泌量が急激に減少することから体がその変化に対応できず、「ホットフラッシュ」などの更年期障害が出ることも。

以下は、更年期障害の主な症状です。

  • 血管の拡張と放熱に関する症状:ほてりやのぼせ、ホットフラッシュ、発汗など
  • その他の身体症状:めまいや動悸、胸が締め付けられる感じ、頭痛、肩こり、腰や背中の痛み、関節の痛み、疲れやすさ、手足の冷えなど
  • 精神的な症状:イライラ、情緒不安定、憂鬱感、不眠、気力や集中力の低下など

更年期障害は、さまざまな原因が複雑に関与して発症します。

医療機関では、十分な問診を行った後、生活習慣の見直しや心理療法で症状の改善を試みるのが一般的です。それでも改善しない場合は、ホルモン補充療法(HRT)や漢方薬、向精神薬など症状に合わせて治療を行います。

一般的にはホルモン補充療法で改善することが多く、2〜3週間で症状の改善が見られるケースがほとんどです。つらい更年期障害の症状にお悩みの方は、我慢せず婦人科や女性クリニックを受診しましょう。

55歳から70歳まで

ほとんどの方が閉経を迎え、55歳から70歳。いわゆる「ポスト更年期(アフター更年期)」と呼ばれる世代です。

更年期が終わる頃には分泌量も最低限となり、女性ホルモンの急激な変化に体が慣れて更年期障害の症状は落ち着いてきます。

仕事も再び頑張れる方も増えてきますが、その一方で今度はエストロゲンの欠乏によって心身にさまざまな変化が現れるため、骨粗鬆症や萎縮性腟炎、婦人科系のがんなどに注意が必要です。

女性ホルモンのターニングポイントを上手に乗り切る方法

更年期にむけて

女性ホルモンは、35歳を過ぎると徐々に分泌量が減少し、心身にさまざまな不調が現れやすくなります。その変化を上手に乗り切るためには、35歳を過ぎたら「がむしゃら」に頑張るのではなく、規則正しい生活をしながら質の良い仕事を心がけることが大切です。

就寝や食事の時間を決めたり運動を取り入れたりなど、健康を軸にして生活を改善し、来たる更年期に備えることをおすすめします。

とくに生理前はプチ更年期ともいえるほどホルモンの分泌が変動します。予定を詰め込まずに自宅でゆっくり過ごすなど、更年期を乗り切る予行演習だと思っておくとよいでしょう。

まとめ

女性ホルモンのターニングポイントや心身に及ぼす影響、その時期の乗り切り方をご紹介しました。

女性ホルモンは、年齢とともに分泌量が減少するため、35歳以降は心身を整えながら生活することが重要です。生理前などイライラして物事がはかどらないときは、頑張らずに早く寝てしまうなど臨機応変に対応しましょう。

また、45歳以降は更年期障害が現れやすくなります。日頃から規則正しい生活を心がけ、無理せず過ごすことが大切です。食事も体力を補強する内容を意識して摂り、必要に応じてクリニックを受診して生活指導やサプリメント、ホルモン補充療法を活用することをおすすめします。

大切なのは、今の自分の心と体の状態を知り、前もってこれから何が起こるのか知っておくことです。女性ホルモンと上手に付き合い、いつまでも元気に過ごせるよう心がけましょう。

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