インティマレーザーは産後の膣の緩み改善に最適!特徴を徹底解説
出産後や加齢による腟の緩みや尿もれなどのデリケートゾーンの悩みは、なかなか他の人に相談することもできず、改善できないまま放置してしまう方も少なくありません。
「インティマレーザー」は、従来のデリケートゾーンの治療方法の中でもダウンタイムや副作用が少なく、1度の施術で効果を得られやすいこともあり、人気のレーザー治療です。
今回は、インティマレーザーの特徴や施術の流れ、他のレーザー治療方法との違いなどを、詳しく解説していきます。
インティマレーザーは、水分に吸収されやすいエルビウムヤグレーザーを使用しており、FOTONA社独自の非蒸散モードである「SMOOTH MODE」を搭載することで、粘膜の表面には刺激を与えず腟壁の深層部にまで熱を加えることができます。
そのため、インティマレーザー施術時に、腟内に傷や穴などの炎症を起こす心配がなく、なおかつ、レーザーの出力を高めに設定できるため、他のレーザー治療と比べて1回の施術で効果が得やすくなります。
また、インティマレーザーの場合、照射モードを変更すれば腟内の引き締めだけではなく、小陰唇などのデリケートゾーンの黒ずみまで改善させることができます。
インティマレーザーはデリケートゾーンで気になる下記のような悩みを、全般的に改善に導くことができます。
ここからは、インティマレーザーの特徴を5つ、解説しましょう。
施術後も出血や痛みが起こることが少ないためダウンタイムが短く、施術後すぐに普段どおりの生活を送れます。
専用のアプリケーターを使用することで、デリケートゾーンの悩みにあった施術を集中的に行うことができるので、より効果を得られやすくなります。
マニュアル式のインティマレーザーの場合、術者によって照射漏れが起こってしまうことがあり、術後の効果がを満足に得られなかった方も中にはいらっしゃいました。
しかし、Gライナーであれば術者の技術に左右されずに、均一に全範囲を照射することが可能になるため照射漏れの心配も少なくなります。
しかし、Gライナーを取り扱っているクリニックは限られているので、インティマレーザーの施術を検討している場合は、事前にクリニックへ問い合わせをしてみましょう。
気をつけなければならないのは、すでに妊娠されている方や妊娠している可能性がある方は施術を受けられないので、妊娠を希望している場合でも施術を受ける際には、事前に医師に相談しましょう。
手術をすれば症状が改善するため何度も通院する必要がありませんが、メスを使用し切開を伴うため、どうしてもダウンタイムが長くなったり合併症を併発したりとリスクがあります。
また従来のレーザー治療の多くは、ダウンタイムは手術に比べて短いものの、腟の浅い部分にしか照射することができず、腟の表面に傷が付いてしまうことがありました。
しかし、インティマレーザーであれば、独自の技術によりレーザーを照射しても表面を傷つけず深層部まで熱を加えることができ、また、腟の奥まで挿入することが可能になったため、1回の施術でより効果を得られやすくなりました。
また、ダウンタイムも短く、施術当日からシャワーを浴びることも可能なので、仕事などを休む必要がなくより気軽に腟の悩みを改善することができます。
尿もれの場合は施術方法が2種類あり、専用のアプリケーターを腟の中に挿入し、腟の前側を重点的に照射することで尿道周辺の腟壁に厚みを出し尿道を引き締める方法と、尿道に細いアプリケーターを挿入し尿道に直接照射することで、尿道自体を引き締める方法があります。
アプリケーターの扱いは、クリニックによってさまざまなので、尿もれの治療でインティマレーザーを検討している方は、事前にクリニックへ確認すると良いでしょう。
小陰唇であれば1回の施術で効果を発揮しやすく、大陰唇であれば1回の施術でも効果を得られますが、3回ほど受けると満足される方が多いようです。
1度下がってしまった臓器は自然に戻ることができないので、下がり続けてしまうと下腹部や股に違和感を感じるようになり、最悪の場合は手術をしなければならないこともあります。
インティマレーザーは骨盤内臓器脱の治療も可能で、腟の内側を照射し厚みを出すことで、他の臓器を上に持ち上げます。
治療回数は5回〜10回ほど行うことになりますが、手術をするのには抵抗がある方やまだ症状がそこまで重くない方は、インティマレーザーでの治療を検討するのも良いでしょう。
しかし、骨盤内臓器脱の状態によっては、インティマレーザーでの治療を行ってもそこまで効果を得られないケースもあるので、必ず医師の診察を受けてご自身の症状に合った治療方法を提案してもらうことが大切です。
GSMの症状には、下記のようなものが挙げられます。
GSMは2014年にアメリカの学会で提唱されたばかりの新しい病気であり、特に日本では、この病気を知らない方も多いため、積極的に治療を受けている方は多くありません。
しかし、GSMはデリケートゾーンへのかゆみや違和感、頻尿など、日常生活の妨げとなる症状が起きてしまうため、早めに治療を行うことが重要になります。
GSMの治療方法には、ホルモンを補充する方法とレーザー治療のようなエネルギーを使用した方法があります。
インティマレーザーでは、腟内のコラーゲン新生を促し腟壁に厚みを出すため、GSMの治療としても効果を発揮することができます。
今ある症状を伝え、実際に陰部を診察し、インティマレーザーの治療が効果があるか確認していきます。
そして、症状に合わせてインティマレーザーのアプリケーターを医師が選択します。
麻酔が効き始めたら、専用のアプリケーターを使いながら照射を行います。
尿道専用のアプリケーターがある場合は、尿道にも照射をします。
気をつけることは、施術後3日間は性交渉やタンポンなどの挿入を控えなければなりません。
それでは、他のレーザーは、インティマレーザーとどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、「ビビーブ」と「モナリザタッチ」について、解説しましょう。
腟壁などの表面の温度を40℃〜45℃に保つことで、コラーゲンの生成を促し、腟口や小陰唇、大陰唇のハリ感をアップさせます。
しかし、ビビーブは腟の奥には使用できないため、腟を全体的に引き締めることができません。
インティマレーザーと同じくレーザー治療の1つで、治療内容や施術方法も似ていますが、モナリザタッチはCO2レーザーを使用するため、照射時に粘膜に小さな穴を開けます。
そのため、その穴を回復させるために、約10日間ダウンタイムとして過ごすこととなるため、インティマレーザーよりも時間がかかりやすくなります。
インティマレーザーは独自の技術によって、より効果的にデリケートゾーンの施術を受けることができ、また、インティマレーザーの中でも、全自動である「Gライナー」は照射漏れのリスクも軽減させることができます。
デリケートゾーンの悩みは、ご自身で解決しようとすると悪化させてしまう可能性がある繊細な部分なので、この記事を参考にしていただき気になる症状がある方は、インティマレーザーでの治療を検討してみましょう。
「インティマレーザー」は、従来のデリケートゾーンの治療方法の中でもダウンタイムや副作用が少なく、1度の施術で効果を得られやすいこともあり、人気のレーザー治療です。
今回は、インティマレーザーの特徴や施術の流れ、他のレーザー治療方法との違いなどを、詳しく解説していきます。
インティマレーザーとは
インティマレーザーは、欧州の老舗レーザーメーカーである「FOTONA社」が開発したデリケートゾーンに特化した医療レーザー機器で、加齢や出産などで緩んでしまった腟の引き締めや尿もれなどに効果があります。インティマレーザーは、水分に吸収されやすいエルビウムヤグレーザーを使用しており、FOTONA社独自の非蒸散モードである「SMOOTH MODE」を搭載することで、粘膜の表面には刺激を与えず腟壁の深層部にまで熱を加えることができます。
そのため、インティマレーザー施術時に、腟内に傷や穴などの炎症を起こす心配がなく、なおかつ、レーザーの出力を高めに設定できるため、他のレーザー治療と比べて1回の施術で効果が得やすくなります。
また、インティマレーザーの場合、照射モードを変更すれば腟内の引き締めだけではなく、小陰唇などのデリケートゾーンの黒ずみまで改善させることができます。
インティマレーザーはデリケートゾーンで気になる下記のような悩みを、全般的に改善に導くことができます。
- 出産や加齢による腟のゆるみ
- 尿もれがある
- 入浴時に腟にお湯が入りやすい
- タンポンを入れても経血が漏れてしまう
- 性交痛がある
- デリケートゾーンの黒ずみやニオイが気になる
インティマレーザーの特徴
インティマレーザーは、FOTONA社が独自開発した安全性の高いレーザーで、さまざまな特徴があります。ここからは、インティマレーザーの特徴を5つ、解説しましょう。
施術中の痛みがなくダウンタイムが短い
インティマレーザーは、独自の非蒸散モードである「SMOOTH MODE」が搭載されているため、レーザー照射時に腟内の粘膜の表面に傷などの炎症が起こるリスクはほぼありません。施術後も出血や痛みが起こることが少ないためダウンタイムが短く、施術後すぐに普段どおりの生活を送れます。
腟奥まで照射が可能
今まで腟の治療に使用されていたレーザーの多くは、腟の浅い部分までしか挿入し照射することができませんでしたが、インティマレーザーであれば腟内の奥から開口部まで照射することが可能なので、腟を奥からしっかりと引き締めることができます。照射する部位ごとに専用のアプリケーターがある
インティマレーザーには、腟用と尿漏れ用に専用のアプリケーターがあり、このアプリケーターを照射する部位ごとに使い分けながら施術をします。専用のアプリケーターを使用することで、デリケートゾーンの悩みにあった施術を集中的に行うことができるので、より効果を得られやすくなります。
照射漏れが少ない
インティマレーザーの中には、Gライナーと呼ばれるロボット式レーザーがあります。マニュアル式のインティマレーザーの場合、術者によって照射漏れが起こってしまうことがあり、術後の効果がを満足に得られなかった方も中にはいらっしゃいました。
しかし、Gライナーであれば術者の技術に左右されずに、均一に全範囲を照射することが可能になるため照射漏れの心配も少なくなります。
しかし、Gライナーを取り扱っているクリニックは限られているので、インティマレーザーの施術を検討している場合は、事前にクリニックへ問い合わせをしてみましょう。
妊活中でも施術できる
インティマレーザーは腟の引き締めや性交痛の改善にも効果があるため、妊活中の方にもおすすめの施術です。気をつけなければならないのは、すでに妊娠されている方や妊娠している可能性がある方は施術を受けられないので、妊娠を希望している場合でも施術を受ける際には、事前に医師に相談しましょう。
インティマレーザーで改善できる5つの症状
それでは、インティマレーザーでは、具体的にどのような症状に効果を発揮するのでしょうか。腟の緩み
腟が緩む大きな原因としては加齢と出産が挙げられ、腟の緩みを改善する主な治療方法として、手術とレーザー治療があります。手術をすれば症状が改善するため何度も通院する必要がありませんが、メスを使用し切開を伴うため、どうしてもダウンタイムが長くなったり合併症を併発したりとリスクがあります。
また従来のレーザー治療の多くは、ダウンタイムは手術に比べて短いものの、腟の浅い部分にしか照射することができず、腟の表面に傷が付いてしまうことがありました。
しかし、インティマレーザーであれば、独自の技術によりレーザーを照射しても表面を傷つけず深層部まで熱を加えることができ、また、腟の奥まで挿入することが可能になったため、1回の施術でより効果を得られやすくなりました。
また、ダウンタイムも短く、施術当日からシャワーを浴びることも可能なので、仕事などを休む必要がなくより気軽に腟の悩みを改善することができます。
尿漏れ
インティマレーザーを尿もれ専用のアプリケーターにすることで、尿もれ改善にも効果があります。尿もれの場合は施術方法が2種類あり、専用のアプリケーターを腟の中に挿入し、腟の前側を重点的に照射することで尿道周辺の腟壁に厚みを出し尿道を引き締める方法と、尿道に細いアプリケーターを挿入し尿道に直接照射することで、尿道自体を引き締める方法があります。
アプリケーターの扱いは、クリニックによってさまざまなので、尿もれの治療でインティマレーザーを検討している方は、事前にクリニックへ確認すると良いでしょう。
デリケートゾーンの黒ずみ
インティマレーザーは腟の内側だけではなく、小陰唇や大陰唇の黒ずみのホワイトニングにも適したレーザーです。小陰唇であれば1回の施術で効果を発揮しやすく、大陰唇であれば1回の施術でも効果を得られますが、3回ほど受けると満足される方が多いようです。
骨盤内臓器脱
骨盤内臓器脱とは、子宮や直腸、膀胱などが定位置よりも下がってしまう病気で、出産を経験した方に多く見られます。1度下がってしまった臓器は自然に戻ることができないので、下がり続けてしまうと下腹部や股に違和感を感じるようになり、最悪の場合は手術をしなければならないこともあります。
インティマレーザーは骨盤内臓器脱の治療も可能で、腟の内側を照射し厚みを出すことで、他の臓器を上に持ち上げます。
治療回数は5回〜10回ほど行うことになりますが、手術をするのには抵抗がある方やまだ症状がそこまで重くない方は、インティマレーザーでの治療を検討するのも良いでしょう。
しかし、骨盤内臓器脱の状態によっては、インティマレーザーでの治療を行ってもそこまで効果を得られないケースもあるので、必ず医師の診察を受けてご自身の症状に合った治療方法を提案してもらうことが大切です。
閉経関連性器尿道症候群(GSM)
主に、閉経後、エストロゲンなどの女性ホルモンが減少することでデリケートゾーンにかゆみや乾燥などの症状が出ることを「閉経関連性器尿道症候群(GSM)」と言います。GSMの症状には、下記のようなものが挙げられます。
- 外陰部の乾燥
- デリケートゾーンのかゆみ
- 腟のニオイ
- 何度もトイレに行きたくなる
- 性交痛
- 性交時の分泌物の減少や出血
GSMは2014年にアメリカの学会で提唱されたばかりの新しい病気であり、特に日本では、この病気を知らない方も多いため、積極的に治療を受けている方は多くありません。
しかし、GSMはデリケートゾーンへのかゆみや違和感、頻尿など、日常生活の妨げとなる症状が起きてしまうため、早めに治療を行うことが重要になります。
GSMの治療方法には、ホルモンを補充する方法とレーザー治療のようなエネルギーを使用した方法があります。
インティマレーザーでは、腟内のコラーゲン新生を促し腟壁に厚みを出すため、GSMの治療としても効果を発揮することができます。
インティマレーザーの施術の流れ
ここからは、腟の引き締めと尿もれ改善の治療を行う場合のインティマレーザーの施術の流れを、ダウンタイムや副作用などを含めて詳しく解説していきましょう。診察・カウンセリング
まずは、医師による診察とカウンセリングを行います。今ある症状を伝え、実際に陰部を診察し、インティマレーザーの治療が効果があるか確認していきます。
そして、症状に合わせてインティマレーザーのアプリケーターを医師が選択します。
麻酔塗布・施術
腟の奥は熱さに強いため、熱さを感じやすい腟の入り口に麻酔クリームを塗布します。麻酔が効き始めたら、専用のアプリケーターを使いながら照射を行います。
腟への照射の場合
腟奥から手前に向かって、360°回転させながら照射します。尿もれへの照射の場合
腟に挿入後、膀胱に近い腟壁の前側付近を照射します。尿道専用のアプリケーターがある場合は、尿道にも照射をします。
ダウンタイム
施術当日からシャワーが可能で、施術の翌日には入浴もすることができるので、ダウンタイムはほとんどありません。気をつけることは、施術後3日間は性交渉やタンポンなどの挿入を控えなければなりません。
副作用
副作用は他のレーザー治療に比べると少ないのが特徴ですが、一時的なむくみやおりものの増加、まれに、少量の出血や痛みを感じる場合があります。インティマレーザーと他のレーザーと違う点は?
ここまでインティマレーザーについて解説してきましたが、デリケートゾーンの治療に使われるレーザーには他にもあります。それでは、他のレーザーは、インティマレーザーとどのような違いがあるのでしょうか。
今回は、「ビビーブ」と「モナリザタッチ」について、解説しましょう。
ビビーブ
ビビーブは、デリケートゾーンの引き締めに効果がある治療法の一つで、インティマレーザーとの大きな違いはレーザーではなく高周波を使用します。腟壁などの表面の温度を40℃〜45℃に保つことで、コラーゲンの生成を促し、腟口や小陰唇、大陰唇のハリ感をアップさせます。
しかし、ビビーブは腟の奥には使用できないため、腟を全体的に引き締めることができません。
モナリザタッチ
モナリザタッチは、CO2レーザーを使用し腟壁などを刺激することで、細胞の活性化を促しコラーゲンを生成させ、腟壁に厚みを出します。インティマレーザーと同じくレーザー治療の1つで、治療内容や施術方法も似ていますが、モナリザタッチはCO2レーザーを使用するため、照射時に粘膜に小さな穴を開けます。
そのため、その穴を回復させるために、約10日間ダウンタイムとして過ごすこととなるため、インティマレーザーよりも時間がかかりやすくなります。
まとめ
今回は、インティマレーザーについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか。インティマレーザーは独自の技術によって、より効果的にデリケートゾーンの施術を受けることができ、また、インティマレーザーの中でも、全自動である「Gライナー」は照射漏れのリスクも軽減させることができます。
デリケートゾーンの悩みは、ご自身で解決しようとすると悪化させてしまう可能性がある繊細な部分なので、この記事を参考にしていただき気になる症状がある方は、インティマレーザーでの治療を検討してみましょう。